1993-03-25 第126回国会 参議院 商工委員会 第2号
○説明員(高重尚文君) 先生御指摘のように、駅の垂直移動の施設としてエスカレーターとエレベーターがあるわけですけれども、エスカレーターは一般の方々の利用あるいは移動制約者の方でも高齢者の方々には利用していただけると思うわけですが、今御指摘のありました車いすを利用しておられる方々に対してはやはり基本的にはエレベーターが必要であるというふうに認識しておりまして、今後エレベーターの整備等を図ってまいりたい
○説明員(高重尚文君) 先生御指摘のように、駅の垂直移動の施設としてエスカレーターとエレベーターがあるわけですけれども、エスカレーターは一般の方々の利用あるいは移動制約者の方でも高齢者の方々には利用していただけると思うわけですが、今御指摘のありました車いすを利用しておられる方々に対してはやはり基本的にはエレベーターが必要であるというふうに認識しておりまして、今後エレベーターの整備等を図ってまいりたい
○高重説明員 JR豊肥線の復旧状況について御説明いたします。 今回の豊肥線の被害の特徴は、広範囲にわたって山林、河川等が壊れまして、それが鉄道施設に甚大な被害を及ぼしていることにあろうかと思います。特に、豊後竹田—宮地駅間におきますように、阿蘇外輪山の山が崩れまして、それらの材木、土砂が鉄道線路を押し流しているところが随所にございます。このため、線路の復旧には、鉄道用地のみならず路線沿線を含めた山林
○説明員(高重尚文君) お答えいたします。 七月二日の集中豪雨によるJR九州の鉄道の被害は、先生御指摘のように豊肥線ほか十一線区におきまして築堤崩壊とか橋梁流失とかが発生しまして、現在の試算では五十一億円の被害が出ておるという報告を受けております。特に豊肥線につきましては、橋梁流失が三カ所、あるいは築堤崩壊の大きなものでも七カ所というような壊滅的な被害を受けておりまして、現在も宮地―緒方間の約四十七
○説明員(高重尚文君) 豊肥線は今月二日の集中豪雨によりまして被害総額四十五億円と推定される甚大な被害を受けておりまして、特に宮地駅と緒方駅間の四十七キロの間は、橋梁の流失とかあるいは築堤の崩壊とか非常に被害を受けて現在も不通になっております。JR九州は七月四日に本社に復旧対策本部を設けまして関係機関と協議を進めており、また八月一日にはこの宮地地区及び竹田地区に復旧工事事務所を設けまして復旧に努めております
○高重説明員 今回豊肥本線は集中豪雨によって非常に大きな被害を受けまして、被害総額四十五億円を超えると言われております。JR九州は、現在復旧対策本部を設けまして全力を挙げてこの復旧に取り組んでいるところでございます。しかしながら、緒方—宮地駅間の現在の不通区間には橋梁の流失が三カ所、築堤崩壊が七カ所ほか線路流失とか切り取り崩壊とか土砂流入など多くの被害を受けておりまして、現在復旧の見通しが立っていないという
○高重説明員 豊肥本線は昭和三年にこの全線が開通したわけですけれども、今回の集中豪雨というのは昭和三年の開業以来の最大の災害であると言われております。特に豊後竹田—宮地間は阿蘇外輪山の中腹を列車が走っておるわけですけれども、山崩れ等が数カ所で発生しておりまして非常に被害が大きいという状況でございます。この線路沿線を含めた山林河川、そういう広域的な対策が今後必要であろうというふうに考えておりまして、この
○高重説明員 豊肥本線の復旧状況について御説明いたします。 JR九州は、今鉄道事業本部長を長とする復旧対策本部を設けておりまして、また東京から鉄道総合技術研究所の専門家を呼びまして、復旧方法等について現地調査をしております。 しかしながら、緒方—宮地の不通区間、先生御指摘のように橋梁流失とか線路流失とか非常に被害を受けておりまして、開通までに相当な期間を要するという見込みでございます。 JR九州
○高重説明員 鉄道を担当しておりますが、鉄道におきましては、鉄道用の応急自動車としまして、鉄道の事故等が発生したときの復旧作業とかあるいは危険防止のための応急作業に使う車がございますが、これらにつきましては、公益性、公共性が高いということで、道交法の緊急自動車の指定も受けております。こういう車につきましては、先ほども環境庁からも御答弁ありましたように、この法令の政令に定めるものに適合するものではないか
○高重説明員 繰り返してお答えするわけですけれども、その要員の配置等につきましては、JR各社が、JR北海道もそうですけれども、それぞれ安全を確保するという認識のもとに、それぞれ業務を勘案しながら配置しているというふうに聞いておりまし、我々もそのように認識しております。
○高重説明員 JR北海道の踏切事故の内容を分析してみますと、直前横断とか踏切内でのエンストとかあるいは鉄道の側面に衝撃したとかという分析になるわけですが、これらの比率というのは、他のJRと比べましても大体同様な傾向にございますし、また、JR北海道の踏切事故が、踏切道の数だとかあるいは列車走行キロ当たりとか見ましても、他のJRと比較して踏切事故件数が高いということではございませんけれども、先ほども申しましたように
○高重説明員 近年、踏切事故というのが鉄道事故の中で非常に高いウエートを占めておりまして、JR北海道におきましても、元年度で七五%が踏切事故ということでございます。先ほど先生御指摘のように、元年度、JR北海道では三十四件の踏切事故があったわけですが、十二月から二月にかけて、冬季の間に二十二件という非常に多数の踏切事故が発生しております。その原因は、先ほども御指摘あったのですけれども、ドライバーの運転
○説明員(高重尚文君) お答えいたします。 鉄道事業者が他の交通機関との競争に打ち勝って生き残るためには、事業の合理化あるいは効率化を行うことが必要であるということは理解するわけですけれども、鉄道の基本は安全の確保でございますから、安全の確保を最優先させた上で効率的な事業運営を行うべきであるというふうに考えております。JR各社もそういう観点に立って、要員の配置についても、会社の責任のもとで、必要な